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バストモデル製作記その2*エアブラシ編2 [ミリタリーフィギュア]

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バストモデル製作記」のつづき。
下塗りの朱色の上から肌色を吹き付けたものに、影を入れます。
先のままでは発色が良すぎるため、暗い色を入れた方がリアル
感が出て、落ち着いた色合いになります。

クレオスMr.カラーを明るいこげ茶色に調色したもので髪との際や
あごの裏側、首筋やシャツとの境目など影になる部分を
エアブラシで注意深く調子をつけていきます。

塗料が余ったのでついでに髪に吹き付けてしまいました。
金髪にしようと思っていたけれど、茶色でもいいか(^^ゞ
面積が多くモールドの凹凸が激しい髪を、筆だけで塗るのは
けっこー大変なので、とりあえずエアブラシで色を吹いておいた方が
後がずっと楽になります。

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肌色でハイライトを入れながらエアブラシを吹きつけます。
影が強すぎた部分なども、薄く吹いて調整します。
あまりしっかり吹きすぎると今までの作業の意味が無くなって
しまうので、様子を見ながら慎重に作業します。

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肌色を吹き終わったところで、仕上げに頬に赤みを入れます。
下地に使った朱色に肌色を混ぜて、頬にふんわりと吹きつけます。

このとき、先の作業で白くなりすぎたかな?という部分があったら軽く
吹いて調整します。塗料の粒子をまとわせるくらいの気持ちで慎重に。
肌に赤みを入れると、一気に生き生きとした肌色になります。

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肌色が完成したので、帽子と服を塗る事に。今回の服と帽子の色は
黒ということで、それ以外の部分を丁寧にマスキングします。

吹いたばかりの肌の部分にテープを貼るのが嫌なので顔にはティッシュを
使用しました。デリケートな部分や面積が大きい部分は、ティッシュが便利です。
2、3回折って縁にマスキングテープを貼って使用します。

特に顔の部分は丁寧に作業します。少しでも黒が吹き込んだら今までの
作業が全部ぱあです。帽子と肌との境目は特に注意深くマスキングします。
少しでもずれて顔の部分に黒がはみ出してしまったら、取り返しの
つかない事になっちゃいますから^^;

帽子側が足りないのなら、あとでいくらでも修正がきくのですけれど。
その代わり、筆で肌との境目をきっちり描かないといけなくなるので、
ここは丁寧にマスキングしておいた方が、確実にきれいに仕上がって
面倒が無いです。

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シャツの部分もマスキングして、クレオスMr.カラー33番ツヤ消し黒を
吹きつけて、エアブラシ作業は終わりです。

今回は服と帽子はアクリラガッシュの筆塗りで仕上げる予定なので
これで終了としましたが、こだわらなければこのままハイライト色を吹き付けて
エアブラシだけで済ませてしまった方が、ずっと楽だと思います(*^ー゚)ノ♪

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塗料が乾いたら早めに不要なマスキングをはがします。今回使った基本の色は
大体この4色と黒です。これらはたまたま仕事で調色してあった色をテキトーに
選んで使っただけなので、厳密にこの色でなくては、というのはぜんぜん無いです。

単純に、朱色と肌色と茶色、服は好みの色合いで良いと思います。
ただ、Mr.カラーの塗料そのままの色だとちょっと強すぎたり発色がイマイチ
だったりするので調色はした方が、思い通りの色を出せるように思います。

その3」へつづく






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