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バストモデル製作記*エアブラシ編 [ミリタリーフィギュア]

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メタルフィギュアではないのですが、今回は1/5スケールの
キャスト製バストモデルの製作記をご紹介したいと思います(*^ー゚)ノ♪

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エアブラシで塗装をする時は、最初に使用する塗料と手順を
決めてから効率よく作業する事が、きれいに仕上げるコツ。

今回は1/5と大きいので、肌と服の下塗りはエアブラシで
塗装する事に。まず白で残したい部分をマスキングしてから、
シャツの色を吹き付けます。塗料はクレオスのMr.カラーを使用。

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暗いグリーンがかったグレーを吹いた上から、軽く明るいグレーを
ハイライトに吹き付けます。この場合、まずハイライトの色を基本として
調色してから半分とりわけておき、黒を混ぜて暗くしたものを最初に
ベースカラーとして吹き付けると、自然なグラデーションが出ます。

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次に、肌の部分に下地の色を塗装します。
このとき白眼の部分はマスキングしておいた方が
後の作業が楽になるので忘れずに♪

色は朱色を調色したものを使用しました。
これは以前仕事でパントーンカラーで色指定があった時に作ったもの。
ラベルにメモしてある番号が、Mr.カラーの色番号になっていて
一番多い順?に記載してありますのでご参考までに('-^*)/

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まず、肌色の境目になるような「際」の部分から丁寧に吹きつけます。

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影になる部分を吹いたら全体的にふんわりと薄く塗料を
のせていきます。この朱色、吹き終わってもまたあとで使うので
調色した塗料皿を洗わないように注意です♪

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上から肌色をニュアンスをつけながら吹き付けます。
あまり濃くせずにふんわりと血管の色(朱色)が透けるようなかんじで。
このとき肌色には30番ツヤ消しを混ぜると、マットな仕上がりになります。

ちなみにこの肌色はMr.カラー111番、112番肌色をベースに
58番山吹色と62番白を混ぜ、やや黄色味のある健康的な
肌色に調色してあります(*^ー゚)ノ♪

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サイドから見た写真。残った肌色を髪の部分に吹いたのですが、
これが本来の色です。白の上に直接肌色を吹いただけでは塗膜の
薄い部分が青っぽく見えてしまい、平面的な色合いになりがち。

アニメなどの2次元のフィギュアならそれで構わないのですが、
リアルフィギュアの場合は下地に朱色を使った方が、
色の奥行きが出て、より自然な肌色に仕上がるように思います。

つづく!(*^ー゚)ノ♪






押して頂けるとうれしいです(*^∇^*)/


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